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【韓国語の助詞】韓国語の助詞の使い方をマスターしよう!

【韓国語の助詞】韓国語の助詞の使い方をマスターしよう!

韓国語の助詞
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韓国語の助詞を覚えて文章を書けるようになりたいな!
韓国語の助詞
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韓国語の文法をマスターするためには、まずは「助詞」から勉強するといいでしょう!では、今回は韓国語の基本文法、助詞の使い方についてお伝えしますね。
韓国語の助詞
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はい!よろしくお願いします!

ハングルの読み方が分かれば、次のステップは韓国語の文法をマスターすることです。

ある程度ハングルが読めるようになった方のために、今回は韓国語の基本文法、助詞について解説していきます。

・ハングルで単語は書けるようになったが、なかなか文章が書けない
・韓国語を効率よく勉強したい
・韓国語の助詞について知りたい

という方の参考になる内容になっています。

では早速見てみましょう!

実は韓国語と日本語はとても似ている?!

日本語はひらがな・カタカナ・漢字、韓国語はハングルを使用しているので、一見すると全く共通点のない言語のように見えるかもしれません。

ですが、韓国語を少し勉強した方であれば、「特に文章の組み合わせ方については日本語と韓国語には共通点が多いこと」に気が付くことでしょう。

例えば、「私は韓国に行きます。」という文章を作成したい場合、英語だと「I go to Korea.」のように、語順は「私→行きます→韓国」の順番になります。

一方で、韓国語で表すと「저는 한국에 가요.(チョヌン ハングゲ ガヨ)」となりますが、意味を分解すると、

・저는→私は
・한국에→韓国に
・가요→行きます

となるので、そのまま順番通りに訳していけば日本語の文が完成するのです。

つまり、文章の構造においては韓国語と日本語はとても似ている言語なのです。

韓国語の助詞は前の語にパッチムがあるかないかで決まる場合がある

韓国語にも日本語で使われているような「~が」「~を」などの助詞があります。

ですが、韓国語の場合では、助詞の前の単語にパッチムがあるかないかで、使う助詞が変わることがあります。
ではいくつか例を見ていきましょう。

【韓国語の助詞】~が(가/이)

韓国語では「~が」の助詞を使う場合、助詞の前にパッチムがなければ「가」、パッチムがあれば「이」を使います。

助詞の前にパッチムなしの場合

韓国語発音意味
차가 많습니다.チャガ マッスムニダ車が多いです。

車は韓国語で「차」と書きます。「차/cha」は子音の[ㅈ/ch]と母音の[ㅏ/a]で成り立っていますから、パッチムはありません。なので、「~が」を表す助詞は「가/ga」になります。

助詞の前にパッチムありの場合

韓国語発音意味
김밥이 맛있어요.キンパビ マシッソヨキンパプがおいしいです

김밥(kinpap)は韓国料理の海苔巻きのことです。単語の最後にパッチム[ㅂ/p]がついていますね。なので、次に来る助詞は[이/i]になります。

【韓国語の助詞】~は(는/은)

韓国語で「~は」の助詞を使う場合、助詞の前にパッチムがなければ「는」、パッチムがあれば「은」を使用します。

助詞の前にパッチムなしの場合

韓国語発音意味
이번주는 바쁜입니다.イボンチュヌンパップイムニダ今週は忙しいです。

今週は韓国語で「이번주/イボンチュ」と書きます。주は子音と母音を組み合わせたハングルなので、パッチムはありませんね。なので、助詞は「는/nun」を使います。

助詞の前にパッチムありの場合

韓国語発音意味
일본은 처음입니다.イルボンヌン チョウミイムニダ日本は初めてです。

日本は韓国語で「일본/イルボン」と書きます。본にはパッチムの「ㄴ」がありますので、助詞は「은/un」を使います。

【韓国語の助詞】~を(를/을)

韓国語で「~を」の助詞を使う場合、助詞の前にパッチムがなければ「를」、パッチムがあれば「을」を使います。

助詞の前にパッチムなしの場合

韓国語発音意味
영화를 봐요.ヨンファル プァヨ映画を観ます

映画は韓国語で「영화/ヨンファ」と書きます。「화」にパッチムはないので、助詞は「를」を使用します。

助詞の前にパッチムありの場合

韓国語発音意味
옷을 샀어요.オスル サッソヨ服を買いました。

服は韓国語で「옷/オス」と書きます。パッチムの「ㅅ」が使われているので、助詞は「을」を使います。

【韓国語の助詞】~と(와/ 과)

韓国語の「~と」の意味を表す助詞を書く際、前にパッチムがなければ「와」、前にパッチムがあれば「과」を使います。

助詞の前にパッチムなしの場合

韓国語発音意味
친구와 이야기합니다.チングワ イヤギハンムニダ.友だちと話します。

友だちは韓国語で「친구」と書きます。最後の語にパッチムはありませんから、この場合の助詞の「と」は「와/ワ」を使います。

助詞の前にパッチムありの場合

韓国語発音意味
가족과 여행을 가요.カジョックァ ヨヘンウル カヨ.家族と旅行に行きます。

家族は韓国語で「가족/カジョック」と書きます。족にパッチムの「ㄱ」がついていますから、助詞は「과/クァ」を使用します。

ですが、実は会話の場合、「~と」を表す助詞は「하고/ハゴ」がよく使われています。「하고」はパッチムあるなしに関わらず使うことが可能です。例えば、친구하고(友達と)のような使い方になります。

【韓国語の助詞】~で(手段)(로/ 으로)

助詞の~で(手段)を表すハングルは今まで登場した助詞と特徴が異なります。

使い分けとしては

・前にパッチムなし、もしくはパッチム「ㄹ」があるときは助詞「로」を使う
・前に「ㄹ」以外のパッチムがあるときは助詞「으로」を使う

となります。間違えないように注意しましょう。

では例文を見てみましょう。

助詞の前にパッチムなしの場合

韓国語発音意味
회사까지 차로 다녀요.フェサッカジ チャロ タニョヨ.会社まで車で通っています。

「차」は車の意味です。パッチムがありませんから、助詞は「로」を使用します。

助詞の前にパッチム「ㄹ」がある場合

韓国語発音意味
지하철로 갔어요.チハチョㇽロ カッソヨ.地下鉄で行きました。

地下鉄はハングルで「지하철」と書きます。パッチム「ㄹ」があるため、「~で」を表す助詞は「로」を使います。

助詞の前に「ㄹ」以外のパッチムがある場合

韓国語発音意味
아이폰으로 전화하지마요.アイポヌロ テョナハジマヨ.アイフォンで電話しないでください。

「아이폰」は「iPhone」を表すハングルです。폰に「ㄹ」以外のパッチムがついているため、この場合の助詞は「으로」を使います。

【韓国語の助詞】日本語にはない「分かち書き」って?

分かち書きとは英語のように、言葉の区切りに空白(スペース)を入れる書き方です。

例えば、I am from Japan. (私は日本出身です。)と、単語ごとにスペースが入っていますね。これがIamfromJapanとなるとどこからどこまでが一つの単語なのか非常に分かりづらくなるでしょう。

一方で日本語では漢字、ひらがな、カタカタ混じりで成り立っているので、言葉ごとにスペースを入れなくても意味が伝わるのが特徴です。

実は韓国語にも「分かち書き」があります。韓国語の分かち書きは助詞の後にスペースを空けて書けます。

例えば、

나는 일본에서 왔어요.(私は日本から来ました。)という文章であれば、

나는→私は
일본에서→日本から
왔어요→来ました

となりますので、「は」、「から」の助詞の後ろにそれぞれスペースが来るようになっています。ちなみに文章の終わりは英語の同じ、「ピリオド」を使います。

【まとめ】韓国語の助詞の使い方をマスターしよう!

ハングルは日本語と共通点がたくさんあります。

その共通点の一つが文章の中で助詞が出てくる順番になります。

ハングルでは単語にパッチムがあるかないかによって使う助詞が変わる場合があるので少し注意が必要ですが、すぐに慣れてくるようになります。

ぜひ今回紹介した助詞を使って文章を作成してみてくださいね。

韓国語大好き
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