韓国語

1日で韓国語の基本をマスター!韓国語をマスターしてみよう!

1日で韓国語の基本をマスター!韓国語をマスターしてみよう!

韓国ドラマやK-P O P。特にここ数年で、もともとは韓流にあまり興味なかったけど、最近ハマった!という方も多いのではないでしょうか?

ドラマや曲、芸能人が話している韓国語を聞くと、どこか日本語と似ているような単語も聞こえる気がするけど…韓国語を見てみると、記号みたいで何が何だかさっぱり分からない!という方も多いのではないでしょうか?

ですが韓国語の文字であるハングルは、比較的歴史が浅く、1443年から作成を開始し、数年かけて完成したと言われています。

ハングルはとても合理的にできており、ユネスコ世界記録遺産にも登録されるなど、世界でも評価されている文字なのです。

つまり、外国人が学習する上でもとても学習しやすいということです。仕組みさえわかれば、とても簡単です。本日は韓国語、ハングルの読み方をご紹介していきます!

【韓国語の基本をマスター】ハングルの基本的な仕組み

日本語の文字といえば、ひらがな・カタカナ・漢字と大まかに分けて3種類があります。

韓国でも漢字の影響を大きく受けており、昔の新聞などをみると、漢字とハングルが混ざっていることもありましたが、今は基本的に全てハングルで書かれています。

ひらがなやカタカナの場合、それぞれ50個ずつの文字を覚える必要があります。

ハングルの場合は、母音10個(複合母音は11個)、子音19個で構成されています。

それぞれを組み合わせることで、一つの文字が完成するのです。母音と子音を組み合わせるというのが、ピンとこない方の場合は、英語を考えてみたらいいかもしれません。

例えば、MILKという単語。子音と母音で成り立っているMIと、子音のみで成り立っているLK。

韓国語も同様に、子音と母音を組み合わせて作ったり、もしくは子音のみで発音したりします。

子音母音全部覚えたとしても40個で、ひらがなよりも少ないですね。早ければ、1日でマスターできてしまうというハングル!早速細かくご紹介していきます。

【韓国語の基本をマスター】ハングルの子音

まずは、ハングルの子音から見てみましょう。

先ほどご紹介したように、19個の子音から成り立っていますが、特にこの子音の中でも平音、激音、濃音と3種類に分けることができます。

平音

まずは平音です。全部で9個あります。基本の子音になるものと思えば大丈夫です。

日本語のカタカナで、子音のみを表すのは難しいので、ローマ字で表記していきます。

韓国語(平音)読み方
k,g
n
t,d
r
m
p,b
s
なし
j

以上が基本の、平音の子音となります。

激音

続いては激音です。息を多く吐きながら発音する子音です。この激音は全部で5つあります。

韓国語読み方
ch
k
t
p
h

先ほどご紹介した、平音と重複しているように見られるハングルもありますが、実際には息の量が違います。

例えば③のㅌの場合は、平音のㄷに比べてさらに息を多く吐くように発音し、発音する際の音の高さも高くなります。

濃音

子音最後になります。この濃音は全部で5つあり、先程の激音とは反対で息をあまり出さず、少し喉をつまらせるような形で発音します。

のちに母音と一緒に発音する際には、発音する前に、全て「っ」(小さい「つ」)があると思って発音するとこの濃音になります。

韓国語読み方
k
tt
pp
ss
jj

もしかしたら、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんね。

この濃音は平音を2個重ねたものです。平音全てが濃音に変わるわけではないですが、見ただけでも平音の時よりも少し発音が強くなるのは、想像しやすいかもしれません。

以上が子音全てです。いかがでしょうか?思ったよりも数が多くないので、覚えやすいかと思います。

【韓国語の基本をマスター】ハングルの母音

続いては、ハングルの母音です。母音10個と複合母音が11個だとご紹介しました。複合母音とは、基本の母音が組み合わさったものです。それでは早速基本の母音からご紹介していきましょう!

単母音

基本の母音を、単母音とも呼びます。

ここをマスターできれば、複合母音も難しくないので、頑張りましょう!母音はカタカナでも表記可能なので、カタカナで解説します。

韓国語読み方

口を縦に開けて「オ」(アとオの中間)

口を縦に開けて「ヨ」(ヤとヨの中間)

口をすぼめて「オ」

口をすぼめて「ヨ」

口を横に開いて「ウ」(ウとイの間)

母音が少し難しいのは、日本語では区別しないような発音も韓国語では区別して発音する点です。

例えば、口をすぼめて「オ」というのか、縦に開けて「オ」というのかで、単語で見た時には意味が全く変わってしまうなんてこともありますから、注意が必要です。

複合母音

続いては、複合母音です。先程の単母音が基本になっていますので、比較的想像しやすいと思います。では見てみましょう!

韓国語読み方複合母音
ㅏ+ㅣ
イェㅑ+ㅣ
ㅓ+ㅣ
イェㅕ+ㅣ
ㅗ+ㅏ
ウェㅗ+ㅐ
ウェㅗ+ㅣ
ウォㅜ+ㅓ
ウェㅜ+ㅔ
ウィㅜ+ㅣ
ウィㅡ+ㅣ

これもカタカナだとかなり重複している部分が多いですが、単母音の発音を考えながら発音すれば、特に問題ないと思います。

また例えば、ㅔとㅐは正式には発音が違うと言われていますが、韓国人でもその発音の違いを聞き取れる人はほぼいないと言われるくらい僅かな違いのため、実際は同じように発音されています。

以上が母音の全てです!続いては子音と母音を合体させてみましょう!

【韓国語の基本をマスター】子音と母音を組みあわせよう

上記でご紹介した子音と母音を組み合わせれば、それで完成なのですが、一つだけ重要なポイントがあります。子音と母音の位置です。

子音が左、母音が右にくる時と、子音が上、母音が下にくる時があります。

これは、母音が縦に長いときは左右の組み合わせ、横に長いときは上下の組み合わせになります。

例えば、「あいうえお」とハングルで書くとしましょう。

まず、「あいうえお」には子音がありませんから、子音の部分には発音のない「ㅇ」を用います。そして母音の部分は「ㅏㅣㅜㅔㅗ」使ってみましょう。

まず、ㅏとㅣは縦に長いですから左右の組み合わせで아이になります。

ㅜは横に長いですから上下で우です。同様に組み合わせていくと、「あいうえお」はハングルで「아이우에오」となります。とても簡単ですよね!

【韓国語の基本をマスター】パッチム

これで終わりじゃないの?と思った方もいるかもしれません。

ですが、韓国語は子音と母音が区別されている構造上、子音で終わることも可能です。

ですが、子音だけではハングルは成り立たないので、先程作ったハングルの下に「パッチム」と言われるものをつけることができます。

パッチムに入れるのは、子音です。子音の発音は先程のと同じですが、「ㅇ」だけはパッチムとして入った場合、ngという発音に変わります。

口の中を大きく開けて、「ん」と発音します。パッチムは、日本ではあまり使われない発音が多いため、苦手とする人が多いです。

最後にクイズです。「안녕하세요」これはなんと書かれているでしょうか?1つずつ分解してみてみましょう!

안→아(ア)とパッチムのㄴ(ン)舌を上顎につけるように発音します。
녕→녀(ニョ)とパッチムのㅇ(ン)舌は上げず、口の中を広くして発音します。
하→ㅎ(h)とㅏ(ア)ですから「ハ」
세→ㅅ(s)とㅔ(エ)ですから「セ」
요→ㅇ(なし)とㅛ(ヨ)ですから「ヨ」

正解は「アンニョンハセヨ」韓国の挨拶でした!

すぐに覚えるのは大変かもしれませんが、上記でご紹介した子音と母音を一つずつ照らし合わせながら見れば、難しくないですよね!

【まとめ】1日で韓国語をマスター?韓国語をマスターしてみよう!

ぱっと見た時には、なんだか記号みたいで全然分からない!という方もいらっしゃったかもしれませんが、この基本の仕組みさえわかれば問題ありません。

とても合理的な文字だということがわかると思います。

特に早い方ですと1日と言わず半日、数時間でもマスターできてしまうと言いますから軽い気持ちで挑んでみてもいいかもしれません!

是非みなさんもハングルの読み方をマスターしてみてください。

韓国語大好き
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こちらの記事もご覧いただくとより韓国語に詳しくなれますよ~。
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