伝説となった「げんこつ屋」。2代目げんこつ屋を食べにラーメン博物館に行ってみた。
ラーメン業界に革命をもたらしたと言っても過言ではないと思いますが 「げんこつ屋」 を食べに新横浜ラーメン博物館に行ってきました。
新横浜ラーメン博物館では2011年4月20日(水)より「げんこつ屋 ラー博店」をオープン
新横浜ラーメン博物館B１階では2011年4月20日(水)より「げんこつ屋 ラー博店」があることはみなさんご存知ですよね。
2007年に惜しまれながら閉店した伝説の店「げんこつ屋」が、2代目と復活してあのラーメンを販売しています。
2代目「げんこつ屋」は階段を降りてすぐ右手に。
２代目「げんこつ屋」はラーメン博物館に入り、入り口階段を降りてすぐ右手にあります。途中にはしなそばや、がありますが、一目散に二代目げんこつ屋に。もう15年くらいぶりでしょうか。看板を見て涙がでました。
1980年4月、新高円寺「げんこつ屋」はオープン。地鶏やマグロ節など当時はあまりお目にかかることがなかった素材でこだわりのラーメンを提供してくれていました。私は阿佐ヶ谷駅前店に毎週のように通い「香油ラーメン」と餃子を食べるのが習慣でした。その看板を久しぶりに拝見して心地よい気分にも。
ちなみに屋号の一部である「げんこつ」には「大切なものはげんこつで握りしめる・・そのげんこつで握りしめたものを次世代に伝えていきたい」という関川氏の想いが込められていたそうです。
2代目「げんこつ屋」のオーダーで悩む
券売機。悩みました。久しぶりにあのラーメンげんこつ屋の香油ラーメンを食べるか、豪快しおラーメンを食べるか、プレーンなげんこつラーメンを食べるか。
行列は20分ほど、数十年の思いに比べたら大したことはありませんでしたが、この券売機は本当に悩まみました。
今回は「げんこつ屋」に由来でもあるプレーンなげんこつラーメンにしました。しかし欲がでてしまい、ワンタン麺に。
店内で出迎えてくれるのは製麺機。2代目「げんこつ屋」すごい。
2012年10月に、“切り出し麺”にされたそうです。確かに阿佐ヶ谷店にはなかった気がします。
切り出し故に、オーダーのたびに生地を製麺機で裁断し切りたての麺を食べることができるようです。たしかにオーダーのたびに機械の音が聞こえます。
げんこつ屋と言えばこの餃子。巨大。
げんこつ屋と言えば鮪出汁のラーメンも勿論ですがこの餃子。２つで450円。
「高い！」と思われる方もいらっしゃると思いますが大きさと食感、味を確かめて下さい。
大きさは普通の餃子の三倍くらい。そして圧倒的な肉汁。安いです。当時私はこのラーメンげんこつ屋の餃子だけを8皿頼み、ラーメンを食べずに帰ったことがあるくらいの餃子です。
味は当時とも変わらず素晴らしい。
気になったのは、七味醤油が無くなりそのままスタイルに変わった事くらい。兎に角美味い。改めて上の写真をじっくりと見てください。美しい餃子の焼き目を。
ラーメンげんこつ屋巨大餃子を食べ終える頃に、2代目げんこつ屋のワンタン麺が迎え撃つ
マグロ節と利尻昆布がメインの魚介系和風スープ。ガラがメインの白湯スープをブレンドしたWスープ。
そしてワンタン。熱い、とにかく熱い。これぞげんこつ屋のラーメン。ラーメンげんこつ屋阿佐ヶ谷店の味を改めて思い出しました、この熱さ、最高です。
ワンタンはとにかく熱い。そして生姜が効いているので体も熱い。水が止まりません。そして落ちついたタイミングで待望のスープを。
「美味い、あのマグロの味がする。美味い」
この感覚につきます。美味いです。
二代目ラーメンげんこつ屋のマグロ出汁からの麺にノックダウン
この麺です。切り出し麺。もちもちですよ、さすがは二代目ラーメンげんこつ屋。
マグロ出汁のスープとも巨大餃子とも相性抜群。とにかく美味い。
二代目ラーメンげんこつ屋のまとめ
初代を味わったことがない方は感動半減かもしれませんが、とにかく美味いです。最近の魚介系こってりつけ麺に飽きた方、じっくり味わう二代目ラーメンげんこつ屋、おすすめです。
初代との比較は控えますが美味いです。
ごちそうさまでした。また食べに伺います。
