日本語と韓国語の違う点!日本語と韓国語の違う点を一気にご紹介!!!
韓国語を勉強している方だと、日本語と韓国語は外国語でありながらも、とても似ている部分が多い語学であると思う方も多いかと思います。
それでは、日本語と韓国語の違う点は逆に違う部分はどんなところでしょうか?
基本の部分から少し応用編まで、日本語と韓国語の違う点をたくさんご紹介していきます。
韓国語を勉強し始めたばかりの初級の方にもわかるように解説していきますので、ぜひ活用してみてください。
日本語と韓国語の違う点!それはハングルとひらがな
まず一つ目の違いとしては、文字が挙げられます。
日本語の場合は、ひらがな・カタカナ・漢字と3種類使用します。それに比べ、韓国語はハングル(韓国語の文字)の1種類となります。
日本語のひらがなとカタカナに関しては、基本的に規則があるものではないので、一つ一つ覚えるしかありません。
多分みなさんも幼稚園や小学校などで、あいうえお表等を使って1つずつ覚えていったかと思います。
反面、韓国語はハングルを使います。
実は、日本語はひらがなとカタカナを合わせ100個であるのに対して、韓国語の場合は数千というハングルが存在します。
これを1つずつ覚えて!と言われたら、正直気の遠くなるような作業ですよね…
ですが、日本語のように1つずつ覚えていく必要はありません!
韓国にも「カナダラ表」という、日本でいう「あいうえお表」のようなハングル一覧表が存在しますが、この一覧表で覚えるのは非効率的と言えます。
なぜなら、韓国語は「子音+母音」もしくは「子音+母音+パッチム」で構成されているためです。
なおパッチムについて簡単に説明すると、例えば「한」というハングルを見ると、上の段と下の段に分けられると思いますが、この下の段のものをパッチムと呼びます。
「한」の場合は、「ㄴ」がパッチムにあたります。
特にパッチムは子音で終わることも多く、日本語は基本的に子音のみで終わることがないので、日本人にとっては発音が難しい部分でもあります。
以上のように、子音と母音さえ覚えてしまえば、あとはそれぞれの組み合わせで多様な文字を作ることができます。
一覧表を使用せずにでも、ハングルを覚えることができますね!
数詞も日本語と韓国語の違う点の代表!
続いての日本語と韓国語の違いは「数詞」です。
日本語でも「いち、に、さん、し」と「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ」があるように、韓国語でも「일(イル)、이(イ)、삼(サム)、사(サ)」と「하나(ハナ)、둘(トゥル)、셋(セッ)、넷(ネッ)」があります。
この「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ」にあたる「하나(ハナ)、둘(トゥル)、셋(セッ)、넷(ネッ)」を固有数詞と呼びます。
この固有数詞ですが、「1つください」という時などに、韓国語でも使われます。
ですが、それ以外にも韓国語では使われるタイミングがあります。
例えば、時間です。日本語の場合、12時30分は「じゅうにじ さんじゅっぷん」のため、固有数詞は使われません。
ですが、韓国語の場合は、「열두시(ヨルトゥシ) 삼십분(サムシップン)」と言います。時間にのみ固有数詞を使い、分は日本語と同じように、固有数詞を使わずに話します。
他にも年齢の時にも韓国語では固有数詞が使われます。例えば、35歳は「さんじゅうごさい」ですが、韓国語では固有数詞の「ソルンタソッサル」で表現します。
似ているようで少し違うため、日本人が間違いやすい部分でもあり、注意が必要です!
表現の違い。日本語と韓国語の違う点。
日本語と韓国の場合、文法の順序も同じなため、基本的には単語をそれぞれ訳すことで解決することが多いですが、それだけでは対応できないこともあります。
それが表現の違いです。
よく韓国で使われる表現のうち、直訳できないものをいくつかご紹介していきます!
①정신이 없다(チョンシニ オプタ)
まず정신이 없다を直訳すると、「정신이(精神が) 없다(ない)」となります。日本語だと意味が通じませんね。
実はこの意味、「慌ただしい」とか「忙しい」みたいなニュアンスで使われます。
特に韓国人は本当によく使う表現なので、覚えておくと使ったり、聞いたりするシチュエーションが多くあるかもしれません。
②나이를 먹다(ナイルル モクタ)
これも直訳すると、「나이를(年を) 먹다(食べる)」となります。これは、なんとなくわかるでしょうか?「年をとる」という意味です。
韓国語では、「とる」ではなく「食べる」と表現します。
なお余談ですが、韓国では年の数え方が違います。韓国は数え年が使われるため、生まれた日から1歳です。また誕生日で年をとるのではなく、1月1日(元旦)でみんな一斉に年をとります。
そのため12月生まれの場合、韓国での年齢と日本での年齢が2歳ほど差があるなんてこともあります。
③열 받다(ヨr パッタ)
열は「熱」、받다は「もらう、受ける」という意味です。
これは、ムカつくとか腹たつという意味になります。特に誰かストレスを受ける相手がいるときに、この「열받다」の表現を使うことが多いです。
④내말이(ネマリ)
さて、次は「내밀이」。これは、내(私の) 말이(言葉が)が直訳したものです。いかがでしょうか?
これは、「まさに私が言いたいことがそれだよ」「ほんとそれ!」みたいな意味で使えるものです。
「내 말이 그 말이야(ネマリ クマリヤ)」ということもありますが、短く「ネマリ」ということも多いです。
特に女性がおしゃべりをしているときに、よく使う印象です。
想像しやすいものもあれば、それがそんな意味に?というものもあったかと思います。特に韓国でよく使われる表現をピックアップしたので、ぜひ使ってみてくださいね。
【応用編】日本語と韓国語の違う点!八方美人?
最後に紹介する日本語と韓国語の違いの1つに「八方美人」があります。
ご存知の通り、八方(誰に対しても)美人(いい顔をする、愛嬌を振りまく)という意味で、日本では少し悪い意味で使われるかと思います。
韓国でも八方美人は同じ漢字を使用し、「팔방미인(パルバンミイン)」と言われます。ですが、このことわざ、なんと韓国では褒め言葉で使われるんです!
文字通り、八方(どこからみても)美人(完璧、費の打ち所が無い)というように使われます。
韓国で八方美人を使うとき、日本で八方美人を使うときでは、全く意味が逆なので注意が必要ですね!
応用編で、ことわざのご紹介でした。
【まとめ】日本語と韓国語の違う点
いかがでしたでしょうか?とても似ている日本語と韓国語。今回は、そんな日本語と韓国語の違いを一覧でご紹介しました。
初心者の方はもちろん勉強中の方も、直訳するだけでなく、日本語と韓国語の違いに気をつけて、さらに自然な韓国語を習得してみてください!
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